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  • 執筆者の写真Madoka Shinji

テキスタイルノート

気持ちのよい5月、秩父に行ってまいりました。西武の駅には温泉&地場のお酒やお土産が買えるスポット誕生!そこから秩父銘仙の織元さんの工場へ!! 機は昔ながらの2枚綜絖のシンプルな木製の手機。現在はそれに動力をつけて製織。長く大切に使われている機なんだなあと感じます。ほかの機も試したそうなのですが、これが一番着心地の良い布が織れるそうです。半自動とはいえ、機は仮織の糸を外したりテンションのお世話をしなければならないので職人さんはつきっきりです。

銘仙は大正時代に大流行した絣織物。経糸を仮織し、手捺染で型染めしてから再度機にかけ製織をする、いわば2度織っている手間のかかる織物です。経糸に柄が載って、織られていく様子も美しいです♡ 柄を型染めで作ることでカラフルで大胆な表現が可能になるため、大正のハイカラさんな時代に似合っていたのかもしれませんね!着心地は軽く、シャキシャキとした絹ずれの音がなんとも気持ち良いです!製作工程があ多いので、ふつうは分業で生産されるものなのですが、こちらでは.....(続く

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