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サバンナに暮らす他地球上で一番背が高いキリン。その長ーい首、高―い背中に、染み込むような、浮き上がるような独特の表情で語りかけてくる網目の模様に心惹かれます。
プリミティブな模様をデザイン、遠州の熟練した職人さんが「注染」でプリント。「注染」は浴衣や手拭いにも使われる技法で、布の裏にも表にも、じゅわっと色をたっぷり混ぜてにじませながら染められる日本ならではのもの。色のついた布には色を抜きながら染める「着色抜染」という、ウルトラC のような技も繰り出しちゃいます。更に面白いのはこの技法は、蛇腹状に生地を折りたたみながら染めていくので、柄が上下逆転してつながっていき、結果ぜひ大きく広げてみてほしいくらい伸びやかなデザインに仕上がるのです。サバンナに思いを馳せる熱い気持ちを、日本ならではの技で伝えています。
DATA
表面感/じゅわっ
技法/注染[浜松・二橋染工場]
組成/リネン
生地幅/130cm
反長/約20m
カラー/レッド ブルー
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