top of page
Hakobune5th_map_HP.jpg

〈テキスタイルの箱舟〉は、

動物のサーフェイスをテーマとした

madoka oshikane の

テキスタイルコレクション。

次々と動物たちが

箱舟に乗ってゆきます。

Hakobune5th_map_textile_09.jpg
Hakobune5th_map_textile_06.jpg
Hakobune5th_map_textile_08.jpg
Hakobune5th_map_textile_07.jpg
Hakobune5th_map_textile_04.jpg
Hakobune5th_map_textile_03.jpg
Hakobune5th_map_textile_02.jpg
Hakobune5th_map_textile_01.jpg
Hakobune5th_map_textile_05.jpg
Hakobune5th_map_textile_10.jpg
Hakobune5th_map_textile_11.jpg

ネコ科の動物の手の丸くもちっとした感じ、じゃまではないかと思うくらいのガサゴソと長い毛を引きずるオオアリクイ、そんな動物たちのあるがままの姿にときめきます。目を凝らしてみるとその表皮は、ふさふさしていたり、ゴツゴツしていたり、シマシマだったり。ポワンポワンしていたり、シワシワしていたり……。どれひとつ同じものがなく、その多様さ複雑さにすっかり魅了されます。なんて自由でおおらかで生命力にあふれているのだろう。そんな自然の造形の美しさが感じられるテキスタイルをつくりたい。

 いざテキスタイルを製作しようとすると、その過程にはたくさんの制約がつきまとう。生地巾、色数、柄の大きさやリピート……。そういったことに疑問を持つ。それを超えてチャレンジする。

 自由な動物たちの造形美を求めると、素材は均質でない天然のものにしたい。だからありのままの性質をいかす組み合わせを探ります。

 染織技法を見渡してみると、日本は世界に類をみないほど多種多様で豊かな表現の宝庫です。工場、職人の方々と協働して素材と技法の探究を繰り返し、それは本当にできないのだろうか? こっちの道はどうだろう? 想像と現実がせめぎあい、目指す地点に辿り着いたり、思いもよらない表現に出会ったり。そんな冒険心に満ちたテキスタイルと新しい創造の場を生み出すことを願って製作に臨んでいます。

 

 目的に沿った便利で快適な機能を持ったものにはない違和感を感じてみる。引っかかる、にじむ、出っぱる、めくれる……。そんなザワザワした感覚が全身をめぐり、意識の奥に眠る自身の「生きる力」に出会う。その瞬間を大切にしています。

​旅立ちのカタチはあなたのお好みで

bottom of page