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テキスタイルノート📓

富士吉田編Ⅱ 船久保織物さんは「ほぐし織」のエキスパート。甲斐絹の特性、薄地で高密度の絹織物から派生して「傘地」を織っていらっしゃいます。「ほぐし織」は、糸で括って浸染するいわゆる東洋の「絣織」が西洋に伝播し、経糸のみに模様をプリントしてから織る「ワーププリント」に発展。多色で絵画的な表現ができるのが特徴で、フランスから明治に日本に逆輸入された経緯があります。「ほぐし織」の絹の着物は「銘仙」と呼ばれ、大正時代に大ブレイク!ハイカラさんがはかま姿で着ている矢絣などが「銘仙」!足利.桐生.伊勢崎.秩父.八王子も産地でしたが、和装が少なくなるにつれて工場も職人さんも少なくなった昨今。「ほぐし織」にとって「傘」は一つの活路、絣と同じように表裏どちらからも柄を楽しめるのも傘としてうれしいですよね!社長は「ほぐし織」絹以外の素材も生産できるよう研究中、モノづくりへの情熱は凄いです。さらに社長のお母さま、齢80を過ぎで現役の織り子さんって凄すぎます!貴重なその生産工程を間近で拝見できて、高揚感マックス‼写真は絹以外のコットン.ポリエステル.ラミーの「ほぐし織」。チャレンジは続きます!


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