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テキスタイルノート📓

糸を染める染色工場は驚きに満ちた場所です。糸は細く長いので絡まらないように扱って、色がムラなく染まらねばなりません。

本日は「かせ染め」について。「綛-かせ」とは輪っか状に巻いた糸の束。昔糸を巻くおばあちゃんのお相手で子供が両手を広げている光景のアレです。輪っかになった糸をこの棒にかけてセット!棒の穴から染料を含んだお湯がシャワーのようにでて、棒が回転して綛を回し、ムラの無いように動かして染色していきます。一枚目の写真はウールなどバルキーな素材を染色する機械で、噴射の圧が強く繊維の中まで色を染みわたらせるようにします。

二枚目の写真はフィラメント糸といわれる細くてツルツルした糸を染めるのに使います。上から、そして棒の穴からシャワー。水圧も優しく、繊細なフィラメント糸が絡まらない工夫がされています。素材にあわせた丁寧な糸の扱いからテキスタイルは生まれるんだなぁとあらためて実感です。


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